【犬服を着てくれてありがとう】

犬がまだ我が家の家族でなかった頃、私は犬に服を着せて歩いている人を見て「アホじ
ゃなかろか。犬は毛皮のコートを来てるに、その上にまた服を着せるなんて!」って思っ
ていました。ところが、いざ愛犬と一緒に暮らすようになると、そんなことを言っていた
自分が「アホじゃなかろか」と思えます。だって……犬服はかわいいっ!
 うちの愛犬は短毛なので、ちょっと毛をはぐってみると地肌が見えます。晩秋になると
外に出たらブルブルガタガタと震えるのです。私たちも北風に吹かれるととても寒くて、
毛糸の帽子があるとうれしいなあと感じるように、犬だって毛糸のセーターがあればうれ
しいんじゃないかなあ・・と思ったのです。
 犬服に関しては「着せて喜ぶのは飼い主の自己満足に過ぎない」「犬服なんて必要ない」
といった意見がよく聞かれますが、寒くてガタガタ震えている愛犬に服を着せてあげて、
嬉しがって自己満足することも、お世話係のご褒美として許されるのではないでしょうか。
 たしかに健康な犬なら、服は必要ないと思います。でも私は必要だからというよりも、
とにかく着せたいので…。だから「着てくれてありがとう」っていう気持ちで、ストレス
にならない範囲でやっています。

【犬服をハンドメイド】

 うちの子が着ている犬服は、ほとんどがハンドメイドです。売っている服のようにきれ
いには出来ません。だけど、デザインを考えること、布を選ぶこと、わくわくしながら縫
うこと…ハンドメイドには楽しみがぎっしり詰まっているのです。洋裁の知識なんかなく
ても大丈夫。いざやってみれば何とかなるものです。そして、何とかなってしまうと、今
度はハマります。どんどん作ってしまいます。おかげでうちの子はとんでもない衣装もち
になってしまい、毎日、今日はどれをお散歩に着て行こうか、マジ、悩んじゃっています。
 やはり最初はしっかり本を見ながら作るのがいいでしょう。犬服を手作りするための本
はたくさん出ています。本に載っている型紙から、うちの子サイズの型紙を作ってみまし
ょう。かわいい服は、残念ながらたいてい小型犬用です。「くやしい!」と思っている大
型犬の飼い主さん、型紙は大きくすることができますよ。ただし、小型犬と大型犬とでは、
体つきのバランスが違います。単純にそのまま拡大コピーしただけでは、ほとんどの場合、
着ることができません。だけどそれも簡単に直すことができます。ポッチャリくんでもス
レンダーさんでも、体にぴったりあった服を作れますよ。ぜひトライしてみましょう。

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